【復習用】ななみん Chap.3:金融資産運用①【経済と金融の基本①】

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 アル中ピカチュウだチュウ!今回から第 3 章金融資産運用」に入るチュウ!近頃ますます利用者が増えてきている NISA(ニーサ;つみたて NISA/ジュニア NISA)から小口投資・大口投資まで幅広く扱っていくチュウ!中盤からは債権株式投資信託といった難しそうな用語も出てくるけれど、アル中ピカチュウが勢いでまとめていくチュウ!!第 3 章の最初となるこの記事では、投資や金融商品の話に入る準備として、経済や金融に関する基礎事項をまとめておくチュウ!以下では例によって、面倒なのでアル中ピカチュウの語尾を捨てるチュウ!!

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Sec.1:経済・金融の基本①

 経済や景気の良悪を示す指標として、代表的なものに 6 種類を挙げることができる。最初にそれら全てについてまとめておき、その後で、まずは経済の側面から景気の振る舞いとそれが物価や金利、為替に与える影響を見る。次に金融の側面に移って、金融市場への簡単な言及と、金融機関が物価の安定を目的として施す金融政策についてまとめる。物事を複数の側面から見ることは大切である。

 この記事では長さの都合上、一番最初の「経済や景気の良悪を示す 6 つの指標」のみを書く。そして経済の側面からの話題と金融の側面からの話題を、次の記事でまとめて扱うことにする。

  1. 主な経済・景気の指標

 経済や景気が良いか悪いかを判断する指標として、代表的なものに GDP国内総生産)・経済成長率景気動向指数日銀短観マネーストック(MS)・物価指数の 6 つがある。以下では、これらの全てを簡単に見ていく。

 (1) GDP(国内総生産)

 GDPとは、の経済活動によって生み出された財やサービスの付加価値の合計である。これは gross domestic product の頭文字を繋ぎ合わせたもので、gross=総、domestic=国内の、product=生産という内訳になっている。GDP の D は「」を表す domestic であり、国外の経済活動によって生産されたものの付加価値は含まれないことに注意せよ。

 GDP は内閣府が年に 4 回発表する。ところで、経済の指標というのは「生産」「分配=所得」「支出」という三種類の側面から見ることができる。しかし、これは同一の価値の流れを様々な角度から見ているだけに過ぎないので、GDP としてはどれも等しい:生産=分配=支出。日本の経済学者、故・しげはこれを三面等価の原則と呼んだ。

 GDP には実質 GDP と名目 GDP の二種類があり、両者には実質 GDP=名目 GDPー物価変動の影響という関係式がある。つまり、GDP のうち物価変動の影響まで考慮したのが実質 GDP である。

 (2) 経済成長率

 国の経済規模が一年間でどれくらい成長したかを見るのが経済成長率であり、通常はこれは GDP の伸び率で評価する。

 (3) 景気動向指数

 景気動向指数とは、景気の動向を見るために次の三種類の指標を統合して算出される景気指標の一つであり、内閣府がこれは毎月発表している

  • 先行指数:景気変化より先に動く指数、
  • 一致指数今現在の景気を示す、
  • 遅行指数:景気変化より後に動く指数。

 もう少し詳しく言うと、先行指数とはたとえば新規求人数や機械受注数のような「これが増えたら → 景気が良くなるだろう」という、景気がよくなる前に変動する指標のことである。一方、遅行指数とはたとえば家計の消費支出のような「景気が良くなったら → それが増える」という、景気の変化よりも後に変動する指数のことである。そして一致指数景気の変化とほぼ同時に動く指標のことである。景気動向の判断としてはこの一致指数が用いられることが一般的である。

 ところで、景気変動のテンポや大きさを測る指標を CI(composite index)と呼び、拡散の度合いを測る指標を DI(diffusion index)と呼ぶ。テンポとは今このときの変化具合であり、現在、一般に用いられているのは CIの方である(以前は DI の方がよく用いられていたのだそう)。これは CI の C=composite(「複合的な」)からも、多くの情報が含まれているのだろうと推察できる。

 (4) 日銀短観

 日銀短観とは、日銀が企業に対して現状と 3 ヶ月後の景気動向に関して取るアンケートを集計したものであり、名前の通り日銀が年 4 回発表している。特に用いられる指標は、次の業況判断 DIである:業況判断 DI=3 ヶ月後の業況が「良い」と答えた企業の割合ー「悪い」と答えた企業の割合

 (5) マネーストック(MS)

 マネーストックとは、個人や法人あるいは地方公共団体が保有する通貨の総量のことであり、これも日銀が、しかしこれは毎月発表している国や金融機関が保有する通貨は含まないことに注意せよ。

 (6) 物価指数

 各分野について、総合的な物価水準を何らかの指数によって表したものを物価指数と呼ぶ。ここで「何らかの指数」としては次の二つを挙げることができる:企業物価指数とは、企業が取引する商品の物価変動を表す指数であり、これも日銀が毎月発表している。一方、消費者が購入する商品やサービスの価格変動を表す指数が消費者物価指数である。これは総務省によって毎月発表されている。

まとめ!

 まずは金融と経済の基本的事項として、経済や景気の良し悪しを判断する 6 つの指標をまとめたチュウ!以下余談として、数学的には CI が微分(刻一刻の情報を持つ → 情報量が多い → composite(複合的な))、DI が積分(長時間で平均した情報しかない、つまり各瞬間の情報が落ちている)と理解することができると思うが、確信はないチュウ!

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